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内見動画のネタが尽きる問題をどう解決するか?伸びている動画から逆算する手順

この記事の要点
- ネタが尽きるのは物件起点で考えているから
- 切り口は物件起点以外に5つある
- 比較対象は同じ商圏・同じ物件種別に絞る
- 伸びた要因は冒頭3秒に集まっている
- 構成は参考にしてよいが素材の流用は避ける
内見動画のネタが尽きるのはなぜか?
物件を起点に考えているからです。物件は在庫の数だけしかありませんが、切り口は物件数に関係なく増やせます。
「今週の新着物件」だけで投稿を組むと、新着が止まった週に投稿も止まります。同じ物件でも切り口を変えれば別の動画になります。
本記事は、賃貸仲介で自分で撮影と投稿までやっている営業担当向けです。
ネタを増やす切り口は何があるか?
物件起点以外に5つあります。在庫が増えなくても投稿は組めます。
切り口 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
物件起点 | 1物件を部屋ごとに分ける | LDK編/水回り編/収納編 |
エリア起点 | 物件ではなく街を見せる | 駅からの帰り道/スーパーの位置 |
条件起点 | 同条件の物件を横並びで比べる | 同じ賃料帯で3物件 |
疑問起点 | 接客で実際に受けた質問に答える | 初期費用の内訳/保証会社とは |
失敗起点 | 入居後に後悔しやすい点を挙げる | 洗濯機置き場のサイズ確認 |
季節起点 | 時期特有の判断材料を出す | 繁忙期の内見の回り方 |
疑問起点と失敗起点は在庫と無関係に無限に出せます。接客で聞かれた質問をメモしておけば、それがそのまま投稿のネタになります。
今日の1アクション:今週の接客で聞かれた質問を3つ書き出す。
同業の伸びている動画から逆算する手順は?
5ステップです。感覚で企画するのをやめ、伸びている構成を分解して自社物件に当てはめます。
- 比較対象を決める。同じ商圏、同じ物件種別、同じ規模の店舗に絞る。全国の大手アカウントは前提が違うため参考にならない
- 伸びている投稿を集める。フォロワー数ではなく、そのアカウントの平均より再生数が伸びている投稿を選ぶ
- 冒頭3秒だけを見る。何を映し、何と書いているかをメモする
- 構成を分解する。カットの順序と各カットの秒数を書き出し、型として残す
- 自社物件に当てはめる。型に沿って、自社の物件でどのカットを撮るか決める
3番目で冒頭3秒に絞る理由は、伸びた要因の大半がそこにあるためです。全体を通して見ると情報が多すぎて、何が効いたのか分からなくなります。
今日の1アクション:同じ商圏の店舗アカウントを3つ選び、伸びている投稿を各3本ブックマークする。
構成を分解するときに見るべき3点はどこか?
冒頭の一言、カットの順序、テロップの粒度の3点です。
- 冒頭の一言:物件のスペックか、視聴者への問いか、驚きの提示か
- カットの順序:どこから見せ、どこで終わっているか。玄関から歩いているか、売りから入っているか
- テロップの粒度:1カットに1行か、複数行か。読ませているか、見せているか
この3点を10本分書き出すと、その商圏で反応が出ている型が2〜3パターンに収束します。自社の型はその中から選びます。
今日の1アクション:ブックマークした投稿について、上の3点を表に書き出す。
真似してよい範囲はどこまでか?
構成と順序は参考にしてよいですが、映像素材・テロップの文言・音源をそのまま流用するのは避けてください。
他社が撮影した映像や、他社が書いた文章の流用は著作権の問題になります。音源は各プラットフォームが用意しているライブラリの範囲で使い、商用利用の条件を確認してください。
また、他社の物件情報をそのまま自社の投稿に載せることはできません。取り扱える物件かどうかを確認せずに掲載すると、おとり広告に該当するおそれがあります。
ネタ出しでよくある失敗3つ
企画が続かない店舗には共通する型があります。
- 全国の大手アカウントを参考にする。商圏も予算も撮影体制も違うため、型が再現できない
- 新着物件だけで組む。在庫が止まると投稿も止まり、更新が途切れる
- 企画をその日に考える。撮影日に企画を考えると、玄関から歩くだけの動画になる
3番目への対処は、撮影日とは別の日に企画をまとめて出すことです。週に1回、まとめて5本分の切り口を決めておきます。
週に何本投稿すべきか?
本数の正解はありません。撮影に使える時間から逆算して決めます。
先に本数を決めると、撮影が追いつかず途中で止まります。週1回の撮影日を確保できるなら、その日に何物件回れるかで上限が決まります。
撮影に使える時間 | 回れる物件数の目安 | 投稿できる本数 |
|---|---|---|
半日(3〜4時間) | 2〜3物件 | 4〜6本(1物件を2本に分ける) |
1日(7〜8時間) | 4〜6物件 | 8〜12本 |
1物件から2本つくる前提で組むと、撮影回数を増やさずに投稿本数を確保できます。LDK編と水回り編に分ける方法が使えます。
投稿は撮影日にまとめて出さず、日を分けて配信します。同日に複数本出すと、同じアカウントの投稿同士で表示が競合します。
今日の1アクション:来月の撮影日を先にカレンダーに入れる。
投稿の反応をどう次の企画に戻すか?
再生数ではなく、保存数とDMの件数を見ます。どちらも来店に近い行動です。
再生数は伸びても、問い合わせにつながらない投稿があります。逆に再生数が平均的でも、DMが複数来る投稿があります。後者の構成を型として残します。
- 保存された投稿:後で見返す価値があると判断された。物件そのものへの関心が高い
- DMが来た投稿:行動につながった。冒頭の一言とテロップの粒度を記録する
- 再生数だけ高い投稿:関心の対象が物件ではない可能性がある。切り口を見直す
記録は表に3列で足ります。投稿日、切り口、DM件数の3つです。10本たまると、自社の商圏で反応が出る切り口が見えます。
今日の1アクション:直近10投稿について、投稿日・切り口・DM件数を表に書き出す。
まとめ:今日から始める1ステップ
ネタが尽きるのは、物件を起点にしているからです。切り口を6つ持ち、接客で聞かれた質問を書き溜めれば、在庫と無関係に企画は出せます。
今日やることは1つです。同じ商圏の店舗アカウントを3つ選び、伸びている投稿の冒頭3秒をメモする。
企画の手間を減らす方法もある
伸びている動画を集めて構成を分解する作業は、手作業でもできます。ただし毎週続けると時間がかかります。
当社が提供するRoxDirectorは、同業や近隣エリアで伸びている動画を検索し、その論理構成から内見動画の台本を生成できるツールです。分解と当てはめの工程を短縮できます。無料プランから試せます。
よくある質問
参考にする他社アカウントはどう選べばよいですか?
同じ商圏、同じ物件種別、同じ規模の店舗に絞ります。全国の大手アカウントは撮影体制も予算も違うため、型が再現できません。
フォロワーが少ないアカウントも参考になりますか?
なります。見るべきはフォロワー数ではなく、そのアカウントの平均より再生数が伸びている投稿です。
他社の動画の構成を真似てもよいのですか?
構成や順序を参考にすることは一般に行われています。ただし映像素材、テロップの文言、音源をそのまま流用するのは避けてください。
在庫が少ない月はどうすればよいですか?
疑問起点と失敗起点の切り口を使います。接客で受けた質問や、入居後に後悔しやすい点は在庫と無関係に企画できます。
企画はいつまとめて考えるべきですか?
撮影日とは別の日に、週1回まとめて出します。撮影日に考えると玄関から歩くだけの動画になります。
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